韓国で整形するとき、分割払いはどこまでできるのか
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
韓国整形の分割払いについて、知恵袋のような掲示板で調べている方は多いです。書かれていることはばらばらで、古い情報も混ざっています。
実際の会計で起きていることは、そこまで複雑ではありません。押さえるのは3つです。誰が分割を提供するのか、通貨はどこで換わるのか、そして現金をいくらまで持ち込めるのか。
この記事では、韓国整形の支払い方法を、会計カウンターで実際に確認している順番どおりに書きます。通貨の金額は書きません。
分割払いは「誰が分割するのか」で意味が変わる
韓国の医院で「分割できますか」と聞くと、話が2つに分かれます。ひとつは、あなたのクレジットカード会社が提供する分割払い。もうひとつは、医院が提携する現地の医療ローンです。日本から来た方が使えるのは、基本的に前者です。
韓国の医療ローンは、韓国の金融機関の審査を前提にしています。国内の在留資格や信用情報が必要になることが多く、短期滞在の外国人が現地で申し込むのは現実的ではありません。医院がすすめてきた場合も、条件を必ず書面で確認してください。
| 方法 | 確認すること |
|---|---|
| 日本のクレジットカード | 利用枠、海外事務手数料、分割はカード会社側の手続きか |
| デビットカード | 1日あたりの利用上限。手術代で超えることがある |
| 現金 | 持ち込みの申告基準と、両替をどこでするか |
| 現地の医療ローン | 審査条件、金利、途中解約の扱い(書面で) |
| 前払いの手付金 | キャンセル時に返ってくるか、いつまでなら返るか |
見積もりそのものの読み方は韓国の平均価格の読み方にまとめています。支払い方法を決める前に、総額に何が含まれているかを確定させてください。
カードで払うときに差が出るところ
カードで払うとき、決済画面で日本円建てか韓国ウォン建てかを選ばされることがあります。どちらを選ぶかで最終的な請求額が変わります。現地通貨建てを選ぶよう案内されることが多い理由は、換算のレートが誰の側で決まるかが違うからです。
また、利用枠の確認は渡韓前にやってください。手術当日にカードが通らず、会計が止まる場面を何度も見ています。上限の一時引き上げは、カード会社に事前に連絡すれば対応してもらえることがあります。
- 渡韓前にカードの利用可能枠を確認し、必要なら引き上げを申請する
- 海外利用の一時停止がかかっていないかを確認する
- 決済時、現地通貨建てか日本円建てかを自分で選ぶ
- 分割にしたい場合は、帰国後にカード会社の窓口で手続きする
- 明細の控えを必ず受け取る(項目別のものを求める)

現金の持ち込みは申告の基準があります
現金で払うつもりで多めに持ち込む方がいます。日本から出るときも、韓国に入るときも、一定額を超える現金等の持ち出し・持ち込みには申告の義務があります。金額の基準は制度で決まっていて、変わることがあるので、渡航前に税関の公式案内で確認してください。
実務的には、全額を現金で持つ利点はあまりありません。紛失のリスクがあり、両替の手間もあります。手付金だけ現金、残りはカード、という組み方をする方が多いです。
美容医療に対する外国人向けの付加価値税の還付制度は2025年12月31日で終了しました。現金で払えば安くなる、という話とは別の制度です。詳しくは韓国の整形と免税をご覧ください。
掲示板の情報が古くなりやすい理由
支払い方法の話は、制度とカード会社の運用の両方で変わります。数年前の書き込みがそのまま残っているので、掲示板だけで判断すると噛み合わなくなります。
確認の順番は決まっています。まず医院に総額と含まれる項目を出してもらう。次に自分のカード会社に枠と海外利用を確認する。最後に、足りない分をどう埋めるかを決める。この順番なら、当日に困ることはほとんどありません。
口コミや掲示板の読み方そのものについては知恵袋で調べる前ににまとめました。
キャンセルと返金の条件も、支払いの一部です
手付金を入れたあとに日程を変えたくなることはあります。返金の条件は医院ごとに違い、同意書に書かれています。いつまでなら全額戻るのか、日程変更なら手付金が引き継がれるのか。この2つは先に確認してください。
トラブルになったときの相談先も知っておくと安心です。韓国には医療紛争の調停を扱う公的機関(K-MEDI)があり、外国人患者向けにはMedical Korea Support Center(+82-1577-7129)の窓口があります。
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