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美容整形

韓国の整形の「免税」はもう前提にできません。今、見積もりで確かめること

執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 6 分で読めます
スクラブ姿のスタッフがバッグを持った患者に書類を手渡すクリニックの受付、観葉植物のある待合スペース越しに見た様子(イメージ画像)

「韓国 整形 免税」で検索すると、手続きの手順を書いた記事がたくさん残っています。空港のカウンターで還付を受ける、という説明です。それを読んで予算を組み、現地で戸惑う方が今も来られます。

外国人患者向けの美容医療の付加価値税還付制度は、2025年12月31日で終了しました。つまり、韓国の整形や美容施術で支払った税額が戻ってくる前提では、もう計画を立てられません。

この記事では、何がなくなったのか、混同されやすい空港の手続きとどう違うのか、そして今の見積書のどこを見れば総額が分かるのかを、通訳の現場から整理します。税や制度の最終的な確認は、必ず公的機関の案内でお願いします。

終わったのは「外国人患者の美容医療にかかる付加価値税の還付」です

韓国では、一定の条件を満たした医療機関で外国人患者が美容目的の施術を受けた場合に、支払った付加価値税(VAT)の還付を受けられる仕組みがありました。期限つきの特例として何度か延長され、2025年12月31日をもって終了しています。

この制度は、医院が発行する専用の書類をもって、空港や市内の窓口で手続きするものでした。今は、その書類自体が出ません。窓口に行っても、美容医療の分は対象外だと案内されます。

古いブログやまとめ記事は、更新されないまま残っています。手続きの手順が詳しく書かれているほど、それが書かれた時期を確かめてください。

空港の免税手続きと混同しやすい3つのこと

韓国の美容 免税という言葉は、いくつかの別の制度と混ざって使われています。整理すると次のとおりです。

似た言葉の整理(制度の詳細は公的機関の案内で確認してください)
言葉対象今の扱い
外国人患者の美容医療の付加価値税還付美容目的の施術・手術の代金2025年12月31日で終了しました
買い物のタックスリファンド化粧品や衣類などの商品商品を買ったときの制度で、医療とは別です
空港の免税店出国時に買う商品医療費とは関係がありません
日本帰国時の携帯品免税枠持ち帰る品物税関の案内に従ってください。施術代は対象外です

つまり、化粧品の買い物で戻ってくる分と、施術代は別の話です。両方をまとめて「韓国 美容 免税」と書いている記事があるので、読むときに分けて考えてください。

今、見積書で確かめるのはこの2行です

還付がなくなったぶん、見積書の総額がそのまま支払額になります。通訳が必ず確認するのは次の2点です。

  1. 税込か税別か。 韓国の見積書は付加価値税を含んだ金額で示されることが多いのですが、別立ての医院もあります。どちらなのかを文字で残してもらいます。
  2. この金額以外にかかるものはあるか。 麻酔、検査、消耗品、術後ケアの回数超過分が別会計になっていることがあります。
クリニックの受付(イメージ画像)。会計前に見積書の内訳を確認する場面
支払いは施術の前です。税込か税別かは、受付で通訳と一緒に確認します。

支払い方法でも、最後の金額は動きます

「タックスリファンド 韓国 整形」で検索して、まだ戻ってくると思っている方が少なくありません。美容目的の施術については、その前提で予算を組まないでください。

還付がなくなった今、総額に効いてくるのは支払いの方法です。現地での支払いは、現金(韓国の通貨)かカードのどちらかになります。医院によって、扱いが違います。

  • カード決済に手数料が上乗せされる医院がある。 現金と価格が違う場合は、その差を予約前に聞いてください。
  • 海外利用の手数料と為替レートは、カード会社ごとに違う。 明細に出るまで確定しません。
  • 現地通貨で払うか、日本円建てで払うかを端末で選べることがある。 円建てを選ぶとレートが不利になることがあります。
  • 内金と残金で支払い方法が分かれることがある。 どちらをいつ、どの方法で払うのかを確認します。

ここは制度ではなく、医院とカード会社の条件の話です。通訳は予約の段階で、支払い方法ごとの扱いを医院に確認し、日本語のメモにしてお渡しします。当日になって現金しか使えないと言われるのを防ぐためです。

領収書は、もらって帰ってください

還付がなくなっても、明細のついた領収書は必要です。帰国後に経過の相談をするとき、何をいくらで受けたのかが分かる書類があると、話が早く進みます。

また、医療費控除や保険の請求で使えるかは、施術の内容と契約によって変わります。美容目的の施術は対象外とされることが多いので、自己判断せず、税務署や加入している保険会社に確認してください。書類の名称が韓国語の場合は、通訳が項目を日本語に書き起こします。

施術名、日付、医療機関名、金額の4つが読み取れる書類をもらっておくと、あとで困りません。

予算の立て直し方

還付を見込んで組んでいた予算は、その分を差し引いて考え直す必要があります。整形や美容施術の金額そのものは、制度の終了で変わったわけではありません。変わったのは、最後に戻ってくる分がなくなったことです。

手術を考えている方は韓国整形、皮膚科の施術なら韓国の美容皮膚科のページに、施術ごとの目安を載せています。滞在日数から逆算して選びたい方は滞在日数で選ぶ韓国の美容施術もどうぞ。

医院選びから迷っている方は韓国の美容クリニックの選び方を、日程が決まっていない段階なら3分の無料マッチングから相談できます。担当の医療通訳が、見積もりの内訳を日本語でお渡しします。

よくいただく質問

韓国の整形で、税金の還付はもう受けられないのですか?
外国人患者向けの美容医療の付加価値税還付は、2025年12月31日で終了しました。今は還付を前提にした計画は立てられません。見積書の金額を、そのまま支払う総額として考えてください。
化粧品のタックスリファンドは、まだありますか?
商品の購入に関する制度は、医療とは別の仕組みです。条件や手続きは変わることがあるので、利用する前に最新の案内を確認してください。施術代がその対象になることはありません。
見積書が税別だった場合、どのくらい変わりますか?
税率は制度で決まっていますが、医院によって表記の仕方が違います。金額を推測せず、税込の総額を文字で書いてもらってください。通訳が予約前に確認します。
日本で医療費控除に使えますか?
美容目的の施術は対象外とされることが多いです。ただし治療目的と判断される場合もあります。税務署に確認してください。判断のために、施術名と金額が分かる書類をもらっておくと安心です。
還付がなくなった分、医院は値下げしましたか?
制度の終了と医院の価格設定は別です。値下げを行った医院もあれば、変えていない医院もあります。金額は医院ごとに確認してください。

参考・出典

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