韓国でピーリングを受ける前に。皮膚科のメニュー表を読めるようにする
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 7 分で読めます
韓国でピーリングを受けたい。そう思ってメニュー表を開くと、ララピール、アクアピール、ブラックピール、ミラノリピールと、名前が続きます。どれも「ピーリング」ですが、使う薬剤も、向いている肌も違います。
カウンセリング室で通訳がよく聞くのは、「日本で受けたら赤くなった。韓国のは大丈夫か」という心配です。答えは薬剤の種類と、その日の肌の状態で変わります。
この記事では、韓国の皮膚科でよく出る種類を整理し、受けられない日、レーザーとの順番、帰国後の過ごし方までを順に説明します。金額は時期と医院で動くので書きません。
韓国の皮膚科でよく出るピーリングの種類
ピーリングは、薬剤や水流で古い角質を取り、毛穴の詰まりやくすみを整える施術です。深く効かせるほど、赤みや皮むけの期間は長くなります。韓国の皮膚科で旅行者にすすめられるのは、ほとんどが浅い層に作用する種類です。
| 種類 | しくみ | 向いている悩み | 経過の目安 |
|---|---|---|---|
| ララピール | LHAという脂溶性の成分が主体。ゆっくり浸透する | 乾燥しやすい肌のくすみ、ごわつき、軽い毛穴詰まり | 赤みや皮むけは少ないことが多い |
| アクアピール | 水流と吸引で角栓と皮脂を取る機械 | 黒ずみ、角栓、皮脂の多いTゾーン | 直後から洗顔とメイクができることが多い |
| サリチル酸系 | 脂になじむ酸で毛穴の中に作用 | ニキビ、白ニキビ、脂性肌 | 数日の乾燥、軽い皮むけ |
| ブラックピール | 酢酸などを含む黒い薬剤を塗布 | 炎症のあるニキビ、皮脂 | 独特のにおい。数日の乾燥 |
| ミラノリピールなど | TCAを含む薬剤を塗りこむ | ハリ、浅いニキビ跡、くすみ | 数日後に細かい皮むけが出ることがある |
表は一般的な傾向です。同じ名前でも、濃度と置く時間は医院と肌の状態で変わります。どれが上ということではなく、今の肌がどこまで耐えられるかで選びます。
ララピールが韓国で選ばれる理由と、向かない人
「ララピール 韓国」で調べる方が増えたのは、刺激の少なさが理由です。主成分のLHAは分子が大きく、肌にゆっくり入ります。そのため、従来の酸のピーリングでひりついた方にも提案されやすい種類です。
ただし、刺激が少ないことと、誰でも受けられることは別です。肌が荒れている日、日焼けの直後、レチノールやトレチノインを塗っている期間は、医師が見送ることがあります。深いニキビ跡や濃いシミを1回で変える施術でもありません。
ララピールは単独より、鎮静パックやLED、レーザートーニングと組み合わせたコースで出てくることが多いです。コースの中身は韓国の肌管理の流れと料金目安で確認できます。
受ける前に、皮膚科で必ず伝えること
ピーリングのトラブルの多くは、薬剤そのものより、申告もれから起きます。問診票は韓国語か英語のことが多く、急いで丸をつけると大事な項目を飛ばします。次の項目は、通訳が必ず口頭でも確認しています。
- レチノール、トレチノイン、ハイドロキノン、ピーリング系の化粧品を使っているか
- ニキビの飲み薬(イソトレチノインなど)を飲んでいるか、やめてからどのくらいか
- 直近2週間に、日焼け、脱毛、レーザー、スクラブをしたか
- 口のまわりにヘルペスが出やすいか
- アトピーや脂漏性皮膚炎で治療中か
- 妊娠中、授乳中、その可能性があるか

レーザーや注射と同じ日に受けるときの順番
旅行者は1回の渡韓でいくつも受けたくなります。ピーリングは「下地」として最初に入ることが多く、そのあとにトーニングや導入、鎮静が続きます。順番を決めるのは医師です。
気をつけたいのは、刺激の強い施術どうしを重ねることです。ピーリングの直後に強いレーザーやダーマペンを同じ部位に入れると、赤みが長引くことがあります。別々の医院で同じ日に受けるのは避けてください。片方の医院は、もう片方で何をしたか知りません。
当日の流れと、帰国してからの1週間
受付、洗顔、肌診断、医師の診察、支払い、施術という流れです。ピーリングそのものは10〜20分ほどで、鎮静パックまで入れて1時間前後を見てください。塗っている間、ぴりぴりする感覚があります。我慢できない熱さや痛みは、その場で伝えてください。通訳がすぐ訳します。
施術のあとは、肌の守りが一時的に薄くなります。日焼け止めを毎日塗り、保湿を多めにします。スクラブ、拭き取り化粧水、レチノールは、医師に言われた日数だけ休んでください。皮がむけてきても、手ではがさないことです。
ピーリングは1回で終わる施術ではなく、2〜4週間おきに重ねて変化を見るものです。1回の旅行で受けられるのは1回です。続きを日本で受けるのか、次の渡韓で受けるのかも、診察のときに相談しておくと計画が立ちます。
皮膚科とエステ、どちらで受けるか
韓国には、医師のいる皮膚科と、医師のいない肌管理室があります。濃度の高い薬剤を扱えるのは医療機関です。赤みが引かない、水ぶくれができたというとき、その場で診て薬を出せるのも皮膚科です。肌管理室で受けられるコースと、医療機関の施術の線引きは韓国の肌管理のページで説明しています。
毛穴の黒ずみが主な悩みなら韓国の毛穴洗浄と肌管理を、ニキビが続いている方は韓国のニキビ治療の選び方も参考にしてください。
担当の医療通訳は、診察から施術が終わるまで隣にいます。どの種類が合うか分からない段階でも、3分の無料マッチングで悩みと日程を送っていただければ、合いそうな韓国の美容皮膚科を一緒に探します。


