韓国のレーザー、種類が多すぎて選べない方のための見取り図
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
韓国でレーザーを受けてみたい。そう思ってメニュー表を開くと、機械の名前が何十も並んでいます。ピコ、トーニング、フラクショナル、HIFU。どれが自分の悩みに当てはまるのか、名前からは分かりません。
診察室で通訳をしていると、日本から来た方の最初の一言はだいたい同じです。「何を受ければいいのか分からないので、おすすめを教えてください」。
この記事は、その質問への下準備です。韓国の美肌治療を悩み別に並べ直し、最初に受ける肌診断から、1回の旅行での組み合わせ方までを順に説明します。
最初に受けるのは、レーザーではなく肌診断です
韓国の美容皮膚科では、洗顔のあとに肌診断機で顔を撮影するのが一般的です。表面のシミだけでなく、隠れた色素、赤み、毛穴、皮脂の状態が画像で出ます。その画像を見ながら、医師が診察します。
「韓国 肌診断 クリニック」と探す方も増えました。診断だけを売りにする場所もありますが、大切なのは画像そのものより、それを見た医師の判断です。同じ茶色でも、シミと肝斑では当てるレーザーが逆になります。
診断の結果、レーザーより先に保湿や鎮静をすすめられることもあります。肌が荒れた状態で強い照射を受けると、トラブルのもとになるからです。すすめられた理由を、通訳がそのまま日本語でお伝えします。
悩み別に見る、韓国のレーザーの種類
レーザーは、光が反応する相手で分けると理解しやすくなります。色素に反応するもの、血管に反応するもの、熱で肌の再生をうながすもの、深い層を引き締めるもの。悩みから逆引きできる表にしました。
| 悩み | よく使われる機器・施術 | 経過の目安 | 1回の旅行で |
|---|---|---|---|
| 輪郭のはっきりしたシミ、そばかす | ピコレーザー、リポットレーザー | かさぶたが1〜2週間 | 1回で変化が出ることがある |
| 肝斑、全体のくすみ | レーザートーニング | ほぼなし | 回数を重ねる治療。1回は入口 |
| 赤み、毛細血管 | 血管に反応するレーザー | 赤みや内出血が数日 | 複数回が前提 |
| 毛穴、ニキビ跡 | フラクショナルレーザー、ポテンツァ | 赤みが1〜7日 | 1回。続きは4〜6週間後 |
| たるみ | HIFU(ウルセラ、シュリンク)、高周波(サーマージなど) | ほぼなし | 1回で半年〜1年が目安 |
| ほくろ | 炭酸ガス(CO2)レーザー | テープを1〜2週間 | 1回。深いものは分けて取る |
| ムダ毛 | 医療レーザー脱毛 | ほぼなし | 1回分のみ。数週間おきに複数回が必要 |
シミの詳しい話は韓国のシミ取りのページとリポットレーザーのガイドに、たるみの機器はレーザーリフトのページにまとめています。料金の目安も各ページで確認できます。
クマはレーザーで取れるのか
「韓国 クマ取り レーザー」という検索は多いのですが、答えはクマの種類で変わります。色素沈着による茶色いクマは、トーニングなどのレーザーで薄くなる余地があります。
血行や皮膚の薄さで青く見えるクマ、目の下のふくらみが影をつくる黒いクマは、レーザーでは取れません。ふくらみが原因なら、クマ取り(脱脂・脂肪再配置)という手術の領域になります。皮膚科ではなく形成外科・美容外科の診察です。
自分のクマがどれなのかは、鏡では判断しにくいものです。予約の段階で写真を送っていただければ、皮膚科と外科のどちらで診てもらうべきか、医院に確認してからご案内します。
レーザー以外の美肌治療。注射、肌管理、点滴
韓国の美肌治療は、レーザーだけではありません。リジュランなどのスキンブースター注射、アクアピールやLDMを組み合わせた肌管理があります。ダウンタイムの短いものが多く、初めての方におすすめしやすい美容施術です。肌管理のメニューはLDMとララピールの解説記事で説明しています。
白玉点滴について
白玉点滴は、グルタチオンを主成分とする点滴です。韓国では美白メニューとして知られています。ただし、点滴による美白効果の科学的な根拠は限定的とされています。シミを取るレーザーの代わりにはなりません。受ける場合は、持病、服用中の薬、アレルギーを必ず申告してください。

1回の旅行で組み合わせるときの順番
2〜3日の滞在で、複数の施術を受けたい方は多いです。同じ日に組める組み合わせと、分けたほうがいい組み合わせがあります。一般的な考え方は次のとおりです。最終的な順番は、肌を診た医師が決めます。
- 到着日は肌管理など刺激の少ないものにとどめる。飛行機のあとは肌が乾いています
- レーザー照射は滞在の前半に。翌日に赤みや腫れを診てもらう余裕ができます
- かさぶたができるシミ取りと、針を使うポテンツァは、同じ部位に同じ日には重ねないことが多い
- ボトックスやスキンブースターは、レーザーのあとに同日で組むことが多い
- サウナ、飲酒、激しい運動の予定は施術の前に済ませる
レーザー照射のあと、結果を左右するのは紫外線対策です
照射のあとの肌は、紫外線と摩擦に敏感になります。旅行中は屋外を歩く時間が長くなるので、日焼け止め、帽子、日傘を用意してください。ここを怠ると、炎症後色素沈着で一時的に色が濃くなることがあります。
レチノールやピーリング成分の入った化粧品は、医師が再開してよいと言うまで休みます。帰国後に気になることがあれば、写真をLINEで送ってください。ほかの施術は韓国の美容皮膚科のページで比べられます。希望の整理は3分の無料マッチングからどうぞ。

