韓国の豊胸ツアーは、観光を入れる余地がほとんどありません
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
韓国の豊胸ツアーで検索される方は、旅行の延長で受けられるイメージを持っていることが多いです。正直に書くと、豊胸は観光を入れられる手術ではありません。
胸の手術は、全身麻酔か深い鎮静で行われるのが一般的で、術後は腕の動かし方まで制限されます。荷物を持って移動するのも、しばらくつらいです。
ここでは、シリコンと脂肪注入で滞在日数がどう変わるか、術後に何ができないか、帰国便をどう決めるかを書きます。通貨の金額は書きません。
シリコンと脂肪注入で、日程が変わる
シリコンのインプラントを入れる方法は、入れる位置と切る場所を医師が決めます。術後はドレーンや固定が必要なことがあり、通院が入ります。
脂肪注入は、自分の脂肪を吸引してから胸に入れます。つまり、吸引した側と入れた側の両方にダウンタイムが出ます。太ももやお腹を吸引した日は、座る姿勢もつらくなります。
| 方法 | 術後に効いてくること | 滞在の考え方 |
|---|---|---|
| シリコン | 固定や通院、腕の可動域の制限 | 通院の日を含めて日程を組む |
| 脂肪注入 | 吸引部位の痛みと圧迫 | 吸引側のダウンタイムも足す |
| どちらも | 重い荷物を持てない | 空港での移動を軽くする |
| どちらも | 入浴やサウナの制限 | 観光の予定は入れない |
術後にできないこと
手術の翌日から、腕を大きく上げる動作を止められることがあります。スーツケースを棚に上げる、買い物袋を持つ、髪を洗う。日常の動作がそのまま制限されます。
- 重い荷物を持つ — 空港での移動を短くする工夫が要る
- 腕を上げる — 髪を洗うのも人に手伝ってもらうことがある
- 入浴・サウナ — 医師が許可するまで
- うつ伏せで寝る — しばらくできない
- 飛行機 — 乗っていい日を医師が決める

ツアーという言葉に含まれていないもの
豊胸ツアーとして案内されるものの中身は、業者によってばらばらです。送迎が入っているのか、通院の付き添いがあるのか、術後の宿泊が含まれるのか。含まれていないものほど、あとから負担になります。
確認する順番は、手術の内容、通院の回数と日、宿泊、送迎、通訳、そして緊急時の連絡先です。この6つが埋まっていれば、ツアーという名前かどうかは関係ありません。
ツアーの中身の見分け方は韓国整形ツアーの選び方に書きました。
帰国便の決め方
帰国日は、医師が乗っていいと言う日に合わせます。先に便を取ってしまうと、抜糸や経過観察が入りきらなくなります。変更できる券にしておくか、日程に余裕をみてください。
また、機内で長時間同じ姿勢になるので、術後すぐの搭乗は負担になります。座席の選び方や、機内での過ごし方も医師に聞いてください。
ホテルの条件は韓国整形のホテルに、術後の食事と薬局はダウンタイムのご飯と薬局にまとめています。
安全面で先に確認すること
全身麻酔や鎮静を使う手術では、誰が麻酔を管理するのかが最重要です。麻酔科の専門医が入るのか、手術中ずっといるのか。ここは遠慮せずに聞いてください。
術前の血液検査、既往症の申告、飲んでいる薬とサプリの申告も必ず行ってください。麻酔と安全の考え方は韓国の手術の安全と麻酔にまとめました。
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