韓国の赤ら顔治療、IPLで引く赤みと引かない赤み
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
韓国の赤ら顔治療を探している方は、たいてい一度は日本で試しています。化粧品を変えても、ファンデーションを厚くしても、夕方には戻る。だから医療でどうにかならないかと調べ始めます。
赤ら顔と一口に言っても、中身は違います。細い血管が透けているもの、炎症が続いているもの、ニキビのあとに残ったもの、そして皮膚が薄くて下が見えているもの。当てる光もそれぞれです。
この記事では、IPL(ルメッカなど)とレーザーの役割を分けて説明します。痛みや口コミで気になる点、回数と間隔の考え方も書きます。金額は書きません。
赤ら顔の正体を、診察で分けてもらう
皮膚科で赤ら顔を相談すると、まず赤みの種類を見分けるところから始まります。ここを飛ばして施術を選ぶと、当てても変わらないという結果になりがちです。
| 赤みの種類 | 見え方 | よく提案されるもの |
|---|---|---|
| 細い血管が透ける | 小鼻や頬に線で見える | IPL、血管に反応するレーザー |
| 炎症が続いている | 熱をもってびまん性に赤い | まず内服・外用。光は落ち着いてから |
| ニキビのあとの赤み | ニキビの跡地が点で赤い | IPL、出力を下げた照射 |
| 炎症後色素沈着 | 赤みが茶色に変わってきた | トーニング系のレーザー、外用 |
| 皮膚が薄い | 全体にうっすら、乾燥を伴う | バリアを整えるケアが先 |
診察でこう聞いてください。「私の赤みは、このどれが主ですか」。答えが混ざっているときは、どの順番で手をつけるかまで聞いておきます。
IPLとルメッカ。何が違うのか
IPLは、幅のある光を当てて、赤みや色素に反応させる方式の総称です。ルメッカはその方式の機器のひとつで、韓国でも日本でも赤みとシミに使われています。機器名で選ぶより、何を狙う設定で当てるかのほうが大事です。
ルメッカが痛いかという質問はよく受けます。輪ゴムではじかれるような感覚が、光が出るたびに走ります。冷却しながら当てるので耐えられる方が多いですが、鼻の脇や頬骨の上はひびきます。口コミで痛みの評価が割れるのは、出力とその人の肌質で感じ方が変わるからです。
- 薄いシミが混ざっているなら、ルメッカで同時に扱えることがある
- 毛穴の開き自体を変える施術ではない。そこは別の話
- 産毛に反応するので、脱毛のような作用が出ることがある
- 日焼けした肌は、やけどや色素沈着のリスクが上がるため断られることがある

ジェネシスのレーザーと、くすみへの使い分け
韓国の皮膚科では、ジェネシスと呼ばれるレーザーもよく並んでいます。皮膚の表面を削らず、熱を薄く入れていく当て方で、赤みと毛穴、くすみに向けて提案されます。ダウンタイムがほぼないので、旅行中でも組みやすい施術です。
IPLとの使い分けは、赤みの形で決まります。線として見える血管にはIPLや血管に反応するレーザー、全体のくすみと肌の質感にはジェネシス、という説明をされることが多いです。両方を交互に、という組み方もあります。
| 施術 | 当日の見た目 | 翌日 |
|---|---|---|
| IPL(ルメッカなど) | 赤みが数時間、シミが濃くなる | メイクできることが多い |
| ジェネシス | ほてり程度 | そのまま観光へ |
| 血管に反応するレーザー | 紫斑が出る設定もある | 設定により1〜2週間 |
| トーニング | ほぼ変化なし | そのまま観光へ |
回数と間隔。肘の黒ずみなど顔以外も
IPLもジェネシスも、1回で終わる施術ではありません。3〜5回を数週間おきに、という設計が一般的です。ルメッカの頻度や間隔を聞かれたら、医師は肌の回復を見て決めると答えます。旅行者にとっては、そのままでは実行できない設計です。
- 今回の渡韓で受けられるのは何回かを、先に医師に伝える
- 1回目で反応を見て、日本で続けられるものを分けてもらう
- 使った機器名、フィルター、出力をメモで残してもらう
- 長期の回数券は、その場で決めない
肘の黒ずみのように、顔以外の相談もできます。ただ、肘やひざの黒ずみは摩擦と厚くなった角質が原因のことが多く、光を当てるより先に、こすらない習慣と外用が勧められます。ここは正直に言ってくれる医師を選んでください。
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