韓国で美容鍼を受けるとき、効果と内出血について聞かれること
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 7 分で読めます
韓国 美容鍼という検索で来られる方は、だいたい2つのどちらかです。日本で受けていて韓国でも続けたい方と、機械や注射ではない方法を探している方です。
韓国では、鍼を打つのは韓医師(한의사)です。美容外科や皮膚科の医師とは別の国家資格で、通う場所も韓医院(한의원)になります。江南の美容クリニックが並ぶビルとは、別の建物を探すことになります。
この記事では、誰が打つのか、何を期待していいのか、内出血と当日の予定、そして韓医院の選び方を整理します。医学的な効果については、控えめな言い方になることをご了承ください。
韓国の美容鍼は、誰が打つのか
韓医師は、韓医科大学で6年学び、国家試験に合格した資格です。西洋医学の医師(의사)とは別の免許で、診察も処方も韓医学の体系で行います。美容鍼はその一部として扱われています。
日本では鍼灸師が施術しますが、制度が違うため、同じ「美容鍼」でも診察の進み方が変わります。韓国では脈を診て、舌を見て、体全体の状態を聞いたうえで顔に入る、という流れになることが多いです。
| 場所 | 資格 | 主に扱うもの |
|---|---|---|
| 韓医院(한의원) | 韓医師 | 鍼、灸、韓方薬、チュナ |
| 皮膚科・美容クリニック | 医師 | レーザー、注射、肌管理 |
| 美容外科 | 医師 | 手術 |
| エステ | 資格は施設による | 機械を使わないケア |
韓医院で美容鍼を受けたあとに、皮膚科でレーザーを受ける、という組み合わせも可能です。ただ同じ日に重ねるのは避けるよう言われることがあります。顔に針を打った直後の肌に熱を入れることになるためです。
何を期待していいのか。正直な話
美容鍼について、確実に何が起きると言い切れる段階の研究は多くありません。そのため、韓医院でも「この施術で顔の形が変わります」という言い方はしません。実際の説明は、むくみや血流、筋肉の緊張に向けたものになります。
- 説明されやすいこと — 顔のむくみ、肩や首のこわばり、表情筋の緊張
- 感じる方が多いこと — 施術後の軽さ、顔の温かさ
- 期待しないほうがいいこと — 骨格の変化、脂肪の減少、しわがなくなること
- 回数 — 1回で完結ではなく、続けるものとして設計される
- 医学的な判断 — 肌の疾患や炎症があるときは、まず皮膚科へ
内出血と、当日の予定
美容鍼で気をつけることの筆頭が内出血です。顔には細い血管が多く、刺した場所に青あざが出ることがあります。数日から1週間ほどで消えますが、出る場所は選べません。
| 時期 | 起きること | できること |
|---|---|---|
| 直後 | 刺した点の赤み、顔の温かさ | 落ち着いてから移動する |
| 当日 | 内出血が出る場合がある | 冷やさず、こすらない |
| 翌日 | 赤みは引く。あざは色が濃くなる | メイクで隠せることが多い |
| 3日〜1週間 | あざが黄色くなり消えていく | 普段どおり |
大事な予定の前日に入れないのが基本です。旅行なら、写真をたくさん撮る日の前は避けてください。到着日の夜や、帰国前日の午後に入れる方が多いです。

韓医院の選び方。美容外科とは別の探し方
韓医院は、日本語のページを持っていないところが多数派です。日本語のブログに出てくる有名な韓医院は限られていて、実際には住宅街や商店街の中にも良い韓医院があります。そこが、美容クリニックとは探し方が違うところです。
- 顔に打つ施術の経験があるか。体の治療が中心の韓医院もある
- 使い捨ての鍼かどうか。韓国では使い捨てが一般的
- 1回の所要時間と、置鍼の時間
- 韓方薬をあわせて勧められるか。別料金になる
- 予約が必要か。飛び込みを受けない韓医院もある
韓医院そのものの考え方や、漢方の素材については韓国の漢方とよもぎの使われ方にまとめました。鍼とチュナ(手技)の違いは鍼治療のページにあります。
旅行の日程に入れるなら
美容鍼は、来院から出るまで1時間前後です。置鍼の時間を含めても、午後の予定を1つ削れば入ります。日帰りや1泊の渡韓でも組み込みやすい施術です。
- 所要 — 問診、施術、置鍼で1時間前後
- 服装 — 首や肩にも打つことがあるので、脱ぎ着しやすい服で
- 飲酒 — 施術当日は避けるよう言われることが多い
- 続ける場合 — 週1回前後のペースを勧められる。日本で続ける相談を
- 韓方薬 — 勧められたら持ち込みのルールを先に確認
体の不調とあわせて相談したい方は、韓国の漢方ページも見てください。どの診療科に行けばいいのか分からないときは、3分の無料マッチングで整理してから通訳のプロフィールを選べます。


