メニュー
9月の手術当日、通訳の空き枠が減っています。日程の仮押さえは無料
漢方・韓医院

韓国の痩身医療は何を指すのか。薬、漢方、注射の違い

執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 7 分で読めます
画面にメモが表示されたタブレットを持つ手と、クリップボードの書類にペンで記入するもう一方の手のクローズアップ(イメージ画像)

韓国 痩身 医療という言葉は、ひとつの施術を指していません。韓医院の漢方、クリニックで処方される薬、脂肪に打つ注射、そして機器を使うもの。まったく性格の違う4つが、同じ言葉でまとめられています。

どれを選ぶかで、行く場所も、費用のかかり方も、日本に帰ってからの続け方も変わります。最初に分類しないまま「痩身」で検索すると、広告ばかりが並んで判断できません。

この記事では4つを分けて説明し、そのうえで日本に持ち帰るときのルールを整理します。効果を約束するものではありません。最終的な判断は、必ず診察した医師と韓医師に委ねてください。

痩身医療という言葉が指しているもの

まず、体重そのものに働きかけるものと、見た目の形に働きかけるものに分かれます。ここを混ぜて考えると、話が噛み合いません。

韓国で痩身と呼ばれる4つの系統
系統どこで何に働きかけるか続け方
韓方薬韓医院食欲、体質、むくみ数週間〜数か月分を処方
処方薬クリニック食欲、消化医師の管理下で継続
注射皮膚科・美容外科部分的な脂肪数回に分けて
機器皮膚科たるみ、部分的な見え方数回に分けて

全身の体重を落としたいのか、あごや二の腕の見え方を変えたいのか。目的が体重なら前の2つ、形なら後ろの2つです。形の話なら脂肪溶解注射の記事小顔施術の記事のほうが近いです。

韓国のダイエット薬は、処方がないと出ません

韓国 ダイエット薬という検索で、薬局で買える前提の質問を受けることがあります。食欲に働きかける薬は処方薬で、医師の診察が必要です。旅行者が診察を受けて処方を受け取ること自体はできますが、条件があります。

  • 診察が必要 — 身長体重、既往歴、いま飲んでいる薬の申告
  • 出せない場合がある — 持病や併用薬によっては医師が断る
  • 期間 — 長期の処方が出ないことがある
  • 副作用の説明 — 韓国語の説明書のみのことが多い
  • 日本での継続 — 同じ薬が日本で処方されるとは限らない

個人輸入の代行サイトで同じ名前の薬を買う方がいますが、これは別の話です。診察も処方もない状態で使うのは、医療機関で管理される場合とはリスクが違います。

漢方ダイエットとの違い

韓医院で出される痩身の韓方薬は、体質を診たうえで処方されます。むくみが強い方、胃腸が弱い方、冷えがある方で中身が変わるという考え方です。パウチに入った液体で渡されることが多く、1日2〜3回飲みます。

処方薬と韓方薬。何が違うか
項目クリニックの処方薬韓医院の韓方薬
診察医師韓医師(脈診・問診)
錠剤・カプセルパウチ、煎じ薬、丸薬
期間医師の管理下で2週間〜数か月分をまとめて
荷物軽い重い。液体は預け荷物になる
日本での継続日本の医師に相談同じ処方は入手が難しい

韓方薬は量がかさみます。1か月分のパウチは想像より重く、機内持ち込みの液体制限にも引っかかります。荷造りの現実は韓方薬を日本に持ち込む記事に詳しく書きました。処方の考え方は漢方ダイエットのページにあります。

韓医院で処方される漢方のパウチ(イメージ)。1日分ずつ小分けされている

旅行で始めて、日本で続けられるのか

ここが、痩身の相談でいちばん大事なところです。どの系統も、1回の渡韓で完結しません。始めたあと、日本でどうするかを決めてから受けるほうが、無駄がありません。

  1. 目的を決める — 体重か、部分的な形か
  2. 行き先を決める — 韓医院か、クリニックか
  3. 診察で、続け方まで聞く — 次はいつ、何をするのか
  4. 日本で続けられるかを確認する — 薬剤名を書いてもらう
  5. 続けられないなら — 1回で意味がある内容かを聞き直す

体重の管理は、医療だけで完結するものではありません。韓国の医師も韓医師も、食事と運動の話を必ずします。その部分は日本に帰ってからの生活の話なので、韓国で受けるのは、あくまできっかけの部分という理解で来られる方が、結果に納得しています。

相談の前に、決めておくこと

診察室で聞かれることは、どこに行っても似ています。答えを用意しておくと、限られた滞在時間を有効に使えます。

  • いま飲んでいる薬とサプリ(名前をメモで)
  • 持病、手術歴、アレルギー
  • これまで試したダイエットと、その結果
  • 気になっているのは体重か、見た目か
  • 日本で続ける予定があるかどうか

体質から相談したい方は韓国の漢方ページを、顔や体の形が主な悩みなら美容皮膚科のページを見てください。どちらか決められないときは、3分の無料マッチングで整理できます。

よくいただく質問

韓国のダイエット薬は、薬局で買えますか?
食欲に働きかける薬は処方薬です。医師の診察が必要で、体調や併用薬によっては処方されないこともあります。市販の健康食品とは別のものです。
処方された薬を、日本に持ち帰れますか?
成分と量によって扱いが変わり、手続きが必要な場合があります。薬剤名と成分が書かれた書類を必ずもらってください。厚生労働省と税関の案内で最新の条件を確認してください。
漢方ダイエットは、どのくらいで変化が出ますか?
体質や生活によって差が大きく、韓医師も断定的な言い方はしません。数週間分をまず試して、経過を見て調整するという進め方が一般的です。
1回の旅行だけで完結しますか?
どの系統も継続を前提に設計されています。1回で終わるつもりなら、その前提で何ができるかを診察で確認してください。
注射や機器とは、併用できますか?
同日に重ねられるかは、施術する医師の判断です。目的が体重と形で違うため、順番を整理してから受けるほうが結果が見えやすくなります。

参考・出典

あわせて読みたい

まず聞く。決めるのはあとで。

約10分でお返事します・毎日09:00–22:00(日本と時差なし)