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美容整形

韓国の鼻フルの相場を比べる前に、その見積もりに何が入っているかを見ます

執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
カフェのテーブルに置かれたグリーンスムージーと卵かけご飯のような柔らかい食事、スマートフォンが並ぶ様子(イメージ画像)

韓国 鼻フル 相場、で調べても、出てくる金額の幅が広すぎて判断できない。そういう相談をよく受けます。幅が広いのは、当たり前です。「鼻フル」が術式の名前ではなく、複数の手術をまとめた計画の呼び名だからです。

同じ言葉で見積もりを取っても、A院は鼻筋と鼻先だけ、B院はそこに小鼻の縮小と鼻中隔延長まで入っている。この状態で総額だけを比べると、安いほうを選んで、あとで追加を言われることになります。

この記事では、鼻フルという言葉が指す範囲と、金額を動かしている項目を、見積書の並び順に沿って整理します。具体的な金額は診察で決まるため、ここでは何が価格を動かすかを扱います。

「鼻フル」に含まれるもの、含まれないもの

日本語で鼻フル、韓国語では 코 풀(鼻フル)や 코성형 전체 のように呼ばれます。一般的には、鼻筋・鼻先・小鼻の3か所をまとめて計画することを指しますが、境界は医院ごとに違います。

見積書に並ぶ項目と、金額が動く理由
項目何をするか金額が動く理由
鼻筋(隆鼻)プロテーゼや自家組織で高さを出す材料の種類。既製か、削って形を作るか
鼻先軟骨を組んで形と向きを作る使う軟骨の出どころ。組み方の手間
鼻中隔延長鼻中隔の軟骨を支柱にして鼻先を前・下に出す難度が高く、別項目になることが多い
小鼻縮小小鼻の幅や張り出しを減らす外側を切るか、内側だけかで変わる
軟骨の採取鼻中隔、耳、肋のいずれか肋軟骨は別料金・入院を伴うことがある

総額の差は、たいてい鼻中隔延長と軟骨の出どころで出ます。施術そのものの時間や滞在の目安は鼻整形のページにまとめています。

軟骨をどこから採るかで、手術も滞在も変わります

鼻先を作るには軟骨が要ります。どこから採るかで、身体の負担も入院の有無も変わります。ここを理解しないまま「フル」で契約すると、当日に説明されて驚くことになります。

  • 鼻中隔軟骨。 鼻の中から採るので傷が増えません。量に限りがあり、足りないことがあります。
  • 耳介軟骨。 耳の裏から採ります。傷は目立ちにくいものの、耳に腫れと痛みが出ます。
  • 肋軟骨。 量が確保できます。胸に傷が残り、痛みが強く、入院や滞在の延長を伴うことがあります。
  • 人工物。 形を作りやすい一方、感染や露出のリスクの説明を必ず受けてください。

初回の手術で肋を使う計画が出たら、なぜ必要なのかを聞いてください。理由を説明できる医師なら納得できますし、他院の意見を聞く材料にもなります。

総額に入っていないことが多い項目

最初に提示される金額は、手術そのものの料金だけ、ということがあります。比べるときは、次の項目が入っているかを一つずつ確かめてください。

  1. 術前検査(血液検査、CT)は含まれますか。
  2. 全身麻酔か鎮静か。麻酔料は別ですか。麻酔科の専門医は入りますか。
  3. 薬、ギプス、抜糸は含まれますか。
  4. 術後のケアや経過確認は何回まで含まれますか。
  5. 再手術が必要になった場合の条件と、その費用は書面にありますか。
  6. 肋軟骨を使う場合、入院費は別ですか。

この6項目を聞くと、最初の提示額が低かった院のほうが最終的に高くなることがあります。外国人向けの付加価値税の還付は2025年12月31日で終了しているため、還付を前提に予算を組まないでください。

メッセンジャーで見積もりのやり取りをする画面(イメージ)
見積書は渡韓前に取り寄せて、項目を並べて比べます。

滞在は7〜10日。帰国日の決め方

鼻フルは、ギプスが外れるまでが最初の山です。一般的には手術から1週間前後でギプスと糸を外し、その後に帰国という日程になります。

ギプスを外した直後の鼻は、まだ腫れています。完成形が見えるのは数か月先です。帰国してすぐに人に会う予定を入れると、気持ちが落ち着きません。

安い見積もりを見たときに、確かめる順番

韓国の美容医療は自由診療で、公定価格がありません。安い提示には理由があります。その理由が納得できるものかどうかだけを見てください。

よくあるのは、範囲が狭い(鼻先が入っていない)、材料が違う、麻酔が別、術後のケアが別、というパターンです。どれも不正ではありません。ただ、比べている土俵が違うだけです。

もうひとつ、執刀医の確認です。カウンセリングの担当者と執刀医が別の院はあります。誰が執刀するのかを書面で確認する方法は鼻整形が上手い医師の探し方の記事に書きました。

一度手術を受けたあとの修正は、初回より難しく、費用も上がります。修正手術のページを先に読んでおくと、初回の選び方が変わります。

どの範囲が自分に必要か分からない段階なら、3分の無料マッチングから相談できます。当日の同行者については医療通訳の紹介ページをご覧ください。

よくいただく質問

鼻フルというのは、決まった術式ですか?
いいえ。鼻筋・鼻先・小鼻をまとめて計画することを指す呼び名で、含まれる範囲は医院ごとに違います。見積もりを比べるときは、鼻中隔延長と小鼻縮小が入っているかどうかを必ず確認してください。ここが金額差の大きな部分です。
相場を比べるとき、総額だけを見てはいけないのはなぜですか?
検査、麻酔、薬、ギプス、抜糸、術後のケアが別項目になっている院があるためです。手術料だけの提示は低く見えます。同じ6項目を全院に聞いて、入っているものをそろえてから比べてください。
肋軟骨を使うと言われました。断れますか?
必要な理由を聞いたうえで、他の選択肢があるかを確認してください。鼻中隔や耳の軟骨で足りる方もいます。肋軟骨は量が確保できる反面、胸の傷と痛み、滞在の延長を伴います。初回から肋が前提の計画なら、他院の意見も聞く価値があります。
韓国滞在は何日必要ですか?
7〜10日が目安です。手術日、経過確認、ギプスと抜糸で複数回の通院が入ります。ギプスを外した直後はまだ腫れており、完成形が見えるのは数か月先です。帰国直後の予定は詰め込まないでください。
日本で受けるのと、どちらがいいですか?
修正のしやすさで考えると日本には利点があります。韓国を選ぶ理由は、症例数と価格の出方です。ただし術後に通えないという弱点は残ります。帰国後の連絡手段と、再手術の条件を契約前に確かめてから決めてください。

参考・出典

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まず聞く。決めるのはあとで。

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