韓国のほくろ除去で失敗したと感じる理由と、施術前にできること
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 7 分で読めます
韓国でほくろをまとめて取った。帰国してテープをはがしたら、頬の1か所がくぼんでいる。別の1か所は、うっすら黒い点が戻ってきた。気づけば「韓国 ほくろ除去 失敗」と検索している。ほくろ除去のあとによくある相談は、だいたいこの形をしています。
先にお伝えすると、施術後1〜3か月の赤みや軽いくぼみは、経過の途中であることが多いです。一方で、施術前に聞いておけば避けられた失敗も確かにあります。
この記事では、失敗と感じる5つの型、その原因、そして施術前に通訳を通して確認しておくことをまとめます。ほくろの診断と取り方の判断は、必ず医師が行います。
「失敗した」と感じる5つの型
韓国のほくろ除去は、炭酸ガスレーザーなどで1個ずつ削り取る方法が主流です。料金は大きさごとの1個単位か、個数をまとめたセットで決まります。失敗の相談は、ほぼ次の5つに分けられます。
| 型 | よくある原因 | 施術前にできること |
|---|---|---|
| 凹みが残る | 根の深いほくろを1回で深く削った | 深いものは2回に分けるか、切除にするかを医師に聞く |
| 再発する | 凹みを避けて浅めに削った。根が残った | 再施術の条件と期限を確認する |
| 赤みが長引く | 経過として1〜3か月続くことがある。紫外線で悪化 | 赤みが引く目安を聞き、日焼け対策を準備する |
| 色素沈着 | テープを早くはがした。日焼け。かさぶたを触った | テープの期間と貼り替え方を日本語で受け取る |
| 取りすぎた | セット料金で、その場で個数を増やした | 取るほくろを事前に自分で決め、写真に印をつけておく |
見てのとおり、凹みと再発は裏表の関係です。深く取れば凹みやすく、浅く取れば戻りやすい。どちらを優先するかは、ほくろの場所と深さで医師が判断します。ここを説明なしで進めると、どちらの結果でも「失敗」と感じてしまいます。
旅行者だから起きる、韓国ならではの落とし穴
韓国のクリニックでは、再発したほくろを一定期間内なら無料か少額で取り直してくれるところが多くあります。韓国に住んでいる人は、1〜2か月後にもう一度行けば済みます。旅行者は、そうはいきません。
もう1つは、施術の速さです。人気のクリニックでは、カウンセリングから照射まで流れ作業のように進みます。麻酔クリームを塗って待っている間に、取る場所の最終確認が終わってしまうこともあります。日本語で「ここは取らないでください」と言っても、伝わっていなかった。これは実際によくある行き違いです。

施術前に確認する7つの質問
次の質問に答えてもらってから、施術台に上がってください。通訳が同席していれば、この確認は5分で終わります。
- このほくろは、レーザーで取ってよい良性のものに見えますか。
- 深そうなものはどれですか。1回で取りますか、2回に分けますか。
- 凹みや傷あとが残りやすい場所はどこですか。
- 今日取る個数と場所は、この写真の印のとおりで合っていますか。
- 再生テープは何日貼りますか。替えのテープはもらえますか。
- 洗顔、メイク、日焼け止めはいつから再開できますか。
- 再発した場合の再施術の条件と、連絡先を教えてください。
1つ目の質問は特に大切です。形がいびつ、色にむらがある、急に大きくなった、出血する。こうしたほくろは、美容目的で削る前に、まず日本の皮膚科で診てもらってください。レーザーで削ると組織が残らず、あとから検査ができなくなります。
術後2週間の過ごし方で、仕上がりが変わります
ほくろ除去の結果は、施術の腕と同じくらい、術後のケアで決まります。特に旅行中は、汗、日差し、メイクと、傷に悪い条件がそろいます。
- 再生テープ(ハイドロコロイド)は、医師に言われた日数を守って貼り続ける。一般的には1〜2週間ほどです。
- テープが白くふくらんだら貼り替える。替えは多めに持ち帰る。韓国の薬局でも買えます。
- かさぶたは自分ではがさない。
- テープが取れたあとは、赤みが引くまで日焼け止めを毎日塗る。
- 施術当日の飲酒、サウナ、激しい運動は避ける。チムジルバンの予定は施術の前に入れる。
顔にテープを貼ったまま観光することになるので、施術は旅行の最終日近くに入れる方もいます。ただし、その場合は翌日の経過チェックができません。滞在中のどこに入れるかは、個数と場所を見て相談して決めるのが安心です。
日本に帰ってからテープがなくなり、自己判断でやめてしまう方もいます。ドラッグストアのハイドロコロイド素材のばんそうこうで代用できるか、施術の日に医師に聞いておくと安心です。
すでに失敗したかもしれない、と感じている方へ
施術から1か月以内の赤みと浅いくぼみは、多くの場合まだ経過の途中です。皮膚が盛り上がってくるまで、3〜6か月ほどかかることもあります。まず同じ角度と明るさで、週に1回写真を撮っておいてください。
傷が赤く盛り上がってきた、痛みやかゆみが強い、膿が出る。こうした場合は待たずに、近くの皮膚科を受診してください。韓国のクリニックへの連絡は、施術日と施術内容が分かるもの(領収書や予約画面)を添えると話が早く進みます。
クリニックとの話し合いがうまくいかない場合、韓国には外国人患者の相談を受けるMedical Korea Support Center(+82-1577-7129)と、医療紛争を調停するK-MEDIがあります。
ほくろ除去と一緒に受ける方が多い施術
ほくろ除去は10〜30分で終わるため、シミ取りレーザーやボトックスと同じ日に組む方が多くいます。テープを貼る期間が重なるので、まとめて受けるのは理にかなっています。
料金の目安と滞在日数は韓国のほくろ除去のページで、ほかの肌施術は韓国の美容皮膚科のページで確認できます。何を組み合わせるか迷う方は、3分の無料マッチングで希望を整理してみてください。担当になる医療通訳の顔ぶれも、出発前に見ておけます。


