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歯科

韓国の矯正の費用を比べる前に、何回通えるのかを決めてください

執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
患者と通訳者が背中越しに写るクリニックの診察室(イメージ画像)

韓国 矯正 費用、で調べている方は、日本より抑えられるという話を見て検索しています。装置代だけを比べれば、確かに差が出ることがあります。

ただ、矯正には他の治療にない前提があります。装置を付けてから外すまで、一般的に2〜3年かかり、その間は数週間から数か月おきに調整で通います。渡航して受ける治療としては、いちばん相性が悪い部類です。

この記事では、費用が装置でどう変わるのかと、渡航前提で組む場合に現実的な選択肢を整理します。よく見かける「1日で終わる矯正」が何を指しているかも説明します。

費用を動かしているのは、装置と期間です

矯正の見積もりは、装置の種類と、治療にかかる期間でおおよそ決まります。まず、どの装置の話をしているかをそろえてください。

装置の種類と特徴
装置見え方通院の間隔の目安費用の傾向
メタルブラケット金属が見える3〜6週おきいちばん抑えられる
セラミックブラケット目立ちにくい3〜6週おきメタルより上がる
舌側(裏側)矯正外からほぼ見えない3〜6週おき高い
マウスピース矯正透明。自分で交換1〜3か月おき症例により幅がある

マウスピース矯正は通院間隔が空けやすく、渡航前提の方が検討しやすい方法です。ただし、適応できる歯並びに限りがあります。抜歯が必要な症例や、大きく動かす計画には向かないとされます。装置と期間の目安は矯正のページにまとめています。

「1日で終わる矯正」は、矯正ではありません

韓国歯科矯正 1日で終わる、という言葉で紹介されているものの多くは、歯を動かす矯正ではなく、歯を削ってセラミックやラミネートをかぶせる治療です。見た目は短期間で変わりますが、別の治療です。

違いは、元の歯を削るかどうかです。矯正は歯の位置を動かすので、歯そのものは残ります。かぶせる治療は、土台にするために歯を削ります。削った歯は戻りません。

  • 見た目の変化までの時間。 矯正は年単位、かぶせる治療は1〜2週間。
  • 歯を削るか。 矯正は削らない。かぶせる治療は削る。
  • 噛み合わせ。 矯正は動かして整える。かぶせる治療は形を作る。
  • 将来。 かぶせ物は割れたり外れたりするため、作り直しが前提になります。

どちらが向いているかは、歯並びのずれの大きさによります。かぶせる治療の詳細は韓国アイドルの歯とセラミックの記事にまとめました。

渡航して矯正するなら、この3つの形があります

2〜3年の通院を前提にすると、日本在住の方が韓国で矯正を始める現実的な形は限られます。

  1. 韓国で始めて、韓国に通い続ける。 3〜6週おきの渡航が必要です。移動費を足すと、費用の差は消えます。
  2. マウスピース矯正にする。 通院間隔が空けやすく、まとめて受け取れる場合があります。適応は限られます。
  3. 韓国で診断と計画だけ受け、日本で治療する。 セカンドオピニオンとしては有効ですが、装置は日本で作り直しになります。
  4. 韓国に長期滞在する予定がある。 留学や駐在の予定があるなら、期間内に終わる計画か確認してください。

移動費まで含めて計算すると、費用の比較は逆転することがあります。装置代だけで判断しないでください。

見積もりで確かめる項目

矯正の見積もりは、総額表示と分割表示が混ざります。何が含まれるかを項目で確認してください。

  1. 装置代に、調整料は含まれますか。別なら1回あたりいくらですか。
  2. 検査(レントゲン、セファロ、型取り、CT)は含まれますか。
  3. 抜歯が必要な場合、その費用は別ですか。
  4. 治療が予定より長引いた場合、追加料金は発生しますか。
  5. 装置を外したあとの保定装置(リテーナー)は含まれますか。
  6. 途中で日本に戻ることになった場合、資料を出してもらえますか。

最後の項目は、渡航して受ける方には必ず確認してほしい一行です。日本の矯正歯科で続ける場合、診断資料と治療計画の引き継ぎが要ります。受け入れてくれる医院を先に探しておくと安心です。

クリニックの受付(イメージ)。治療計画の説明を受ける場面
矯正は長い治療です。途中で帰国する可能性まで含めて計画します。

保定まで含めて、終わりを決める

装置を外したら終わり、ではありません。歯は元の位置に戻ろうとするため、保定装置を一定期間使います。ここを省くと、せっかく動かした歯が戻ります。

保定の期間と、装置が壊れたときの作り直しをどこで行うのか。この2つを最初に決めておいてください。韓国で作ったリテーナーを日本で作り直す場合、別の医院にかかることになります。

診察室で使う韓国語をまとめた歯医者で使う韓国語の記事も、カウンセリング前に目を通しておくと話が早くなります。どの治療から相談すればいいか決まっていない段階なら3分の無料マッチングからどうぞ。当日の同行者については医療通訳の紹介ページをご覧ください。

よくいただく質問

韓国の矯正は、日本より安いですか?
装置代だけを比べると差が出ることがあります。ただし矯正は2〜3年かかり、3〜6週おきの調整で通います。その渡航費を足すと、差は小さくなるか逆転します。通える回数を先に決めてから、費用を比べてください。
マウスピース矯正なら渡航でも受けられますか?
通院間隔が空けやすいため、ワイヤーより現実的です。ただし適応できる歯並びに限りがあり、大きく動かす計画や抜歯が必要な症例には向かないとされます。自分が適応かどうかを、診断を受けたうえで確認してください。
「1日で終わる矯正」とは何ですか?
歯を動かす矯正ではなく、歯を削ってセラミックやラミネートをかぶせる治療を指していることがほとんどです。見た目は短期間で変わりますが、削った歯は戻りません。矯正とは別の治療として比べてください。
途中で日本に戻ることになったら、続けられますか?
日本の矯正歯科で引き継ぐには、診断資料と治療計画が必要です。韓国の医院が資料を出してくれるかを、契約前に確認してください。受け入れ先を先に探しておくと、いざというときに困りません。
装置を外したあとは何が必要ですか?
保定装置(リテーナー)を一定期間使います。これを省くと歯が戻ります。保定の期間と、壊れたときの作り直しをどこで行うかを、最初の相談で決めておいてください。

参考・出典

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まず聞く。決めるのはあとで。

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