ジュビダームを韓国で入れる前に、箱とロットを見せてもらいます
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます結論から言うとジュビダーム 韓国で受けるなら、まず韓国製ではないことを知っておいてください。本数と部位で値段が動く仕組みと、正規品の箱を確認する聞き方をまとめました。

「ジュビダーム 韓国」で検索している方の多くは、日本で見積もりを見てから来ています。同じ製品で同じ本数なのに、なぜ金額が違うのか。韓国で入れても中身は同じなのか。この二つが引っかかっているはずです。
先に結論です。ジュビダーム(쥬비덤、JUVÉDERM)はAllergan Aestheticsのヒアルロン酸フィラーで、韓国製ではありません。韓国で入れても製品は同じものです。変わるのは、医院がどの品を仕入れ、どの部位に何本使い、誰が注入するかです。
この記事では、製品名の読み分け、値段が動く項目、そして箱とロット番号をどう確認するかを書きます。金額そのものは書きません。医院と本数で動くからです。
ジュビダームは韓国製のヒアルロン酸ですか?
いいえ。ジュビダームはAllergan Aestheticsの製品で、韓国製ではありません。「ジュビダーム 韓国製」という言い方で検索されることが多いのは、韓国の医院で使われている製品と、韓国のメーカーがつくった製品が混ざって語られているためです。
韓国製のヒアルロン酸は別のブランドです。ニューラミス、チェウムなど、韓国のメーカーが製造する製品が広く使われています。中身の設計も価格帯も違うので、見積もりに製品名が書かれていないときは必ず聞いてください。韓国メーカーの製品については韓国製ヒアルロン酸の記事にまとめています。
どちらが良いという話ではありません。ただ、「ジュビダームで」と伝えたのに別の製品が用意されていた、という行き違いは起きます。通訳として立ち会うときは、注入前に箱を見せてもらって製品名を読み上げます。
ジュビダームビスタとジュビダームは別のものですか?
同じ製品群です。「ジュビダーム ビスタ」は日本で承認されたときの表示名で、韓国のメニューでは「쥬비덤」や英語の JUVÉDERM と書かれます。だから日本の名前で韓国の医院に伝えると、通じないことがあります。
覚えておくと楽なのは、シリーズ名のほうです。ボリューマ(VOLUMA)、ボリフト(VOLIFT)、ボルベラ(VOLBELLA)、ウルトラ(ULTRA)。この語が読めれば、韓国語のメニューでも同じ棚が分かります。
| シリーズ名 | 韓国のメニュー表記 | よく使われる部位 | 特徴として説明されること |
|---|---|---|---|
| ボリューマ(VOLUMA) | 쥬비덤 볼루마 | 頬、こめかみ、顎 | かたさがあり、支える目的で使われる |
| ボリフト(VOLIFT) | 쥬비덤 볼리프트 | ほうれい線、フェイスライン | 中間のかたさ。しわの溝に使われる |
| ボルベラ(VOLBELLA) | 쥬비덤 볼베라 | 唇、涙袋、目の下 | やわらかく、薄い皮膚の部位に使われる |
| ウルトラ(ULTRA) | 쥬비덤 울트라 | 唇、しわ | 以前から使われているシリーズ |
部位ごとの持ち具合と本数の目安は部位別フィラーの記事に、涙袋のように薄い皮膚の注意点は涙袋ヒアルロン酸の記事に書いています。
ジュビダームの韓国での値段は何で動きますか?
動くのは、シリーズ、使う本数、注入する医師、そして部位です。この四つがそろっていない見積もりは、比べても意味がありません。
とくに多いのが本数のずれです。「頬に1本」と言われて行ったのに、診察で左右合わせて2本必要だと言われる。左右差があると、片側だけ足すこともあります。だから最初の見積もりは上限も一緒に聞いてください。ヒアルロン酸注射の基本に、1本の単位と所要時間の目安があります。
正規品かどうかは、どうやって確かめますか?
確かめる手がかりは三つあります。箱、ロット番号、そして韓国の食品医薬品安全処(MFDS)の許可を受けた製品かどうかです。
- 箱を見せてもらう。 開封前の箱を見せられるかどうかを聞きます。注入前の数十秒で終わります。
- シリンジのラベルを見る。 製品名とシリーズが印字されています。箱と一致しているか確認します。
- 有効期限を読む。 箱の表示は数字なので、韓国語が分からなくても読めます。
- 韓国での許可があるか聞く。 医院は許可を受けた製品を使うことになっています。答えに詰まる場合は、別の医院を検討する理由になります。
フィラーは異物を体に入れる施術です。厚生労働省も、受ける前に製品と医師について確認するよう案内しています。値引きの幅よりも、この確認ができる医院かどうかを先に見てください。行き違いが起きたときの相談先は韓国の医療制度の記事にまとめています。

当日の流れと、通訳がしていること
受付、洗顔、診察、カウンセリング、支払い、麻酔クリーム、注入、冷却。ジュビダームだけなら受付から会計まで1時間から1時間半が目安です。
担当の医療通訳が確認するのは、製品名と本数が見積もりと一致しているか、注入するのが診察した医師本人か、そして注入後の注意が日本語で残るかです。カウンセリングで「ボリューマ」と決めたのに、施術室で別のシリーズが出ていたことがあります。読み上げて止めるのが通訳の仕事です。
注入後は、内出血が数日出ることがあります。唇や目の下は腫れやすい部位です。帰国日の前日に入れるのは避けて、2〜3日の余裕を見てください。どの施術を何日目に入れるかは3分の無料マッチングで整理できます。


