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美容皮膚科

韓国式塗るポテンツァと、クリニックのポテンツァは別のものです

執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 6 分で読めます
地下鉄の出口階段を上り、ビルが立ち並ぶ賑やかな通りへ向かう人々(イメージ画像)

SNSやサロンのメニューで「韓国式塗るポテンツァ」という言葉を見て、気になっている方へ。塗るだけでポテンツァと同じ効果があるなら、韓国まで行く必要はないのでは。そう考えるのは自然です。

先にお伝えすると、塗るポテンツァは医療機器のポテンツァとは別のものです。名前を借りた通称で、中身は針状の成分が入った美容液や、それを使うサロンケアです。

別物だから意味がない、という話ではありません。悩みによっては美容液で十分です。ただ、美容液では届かない悩みもあります。この記事では、その線引きを正直に書きます。

塗るポテンツァの正体は、針状の成分が入った美容液です

「塗るポテンツァ」「塗るダーマペン」と呼ばれているものの多くは、スピキュールという微細な針状の成分を配合した美容液です。韓国ニードル美容液、針美容液とも呼ばれます。塗ると、ちくちくした刺激を感じるのが特徴です。

日本のエステサロンでは、この種の製品を使ったフェイシャルを「韓国式塗るポテンツァ」という名前で出しているところがあります。医療機関のメニューではありません。

化粧品である以上、働きかけるのは肌のいちばん外側の角質層までです。針が肌の奥まで刺さって熱を届けるわけではありません。ここが、医療機器のポテンツァとの決定的な違いです。

クリニックのポテンツァ、ダーマペンと比べてみる

名前が似ている3つを、同じ項目で並べます。

塗るポテンツァ・ダーマペン・ポテンツァの違い
項目塗るポテンツァ(化粧品)ダーマペン(医療)ポテンツァ(医療)
仕組み針状成分を含む美容液を塗る電動の極細針で肌に微細な穴をあける極細針を刺し、針先から高周波の熱を届ける
届く深さ角質層まで真皮まで。深さは医師が調整真皮まで。深さと出力は医師が調整
行う人自分、またはサロンのスタッフ医師または医師の指示を受けた看護師医師または医師の指示を受けた看護師
麻酔なし麻酔クリーム麻酔クリーム
赤みの目安数時間のちくちく感1〜3日の赤み1〜3日の赤みとほてり
向く悩みくすみ、ごわつき、肌のキメ毛穴、浅いニキビ跡、小じわ毛穴、ニキビ跡、赤み、ハリ

クリニックのポテンツァの仕組みと滞在日数はポテンツァを含むレーザーリフトのページに、料金の内訳はポテンツァの韓国での値段の記事にまとめています。

美容液で足りる悩みと、クリニックが正直な答えになる悩み

どちらが上、という話ではありません。悩みの深さが、肌のどの層にあるかで決まります。

  • 美容液やサロンケアで様子を見てよい悩み。 くすみ、ごわつき、化粧のりの悪さ、肌のキメの乱れ。角質層のケアで変化を感じやすい悩みです。
  • クリニックに相談したほうが早い悩み。 凹んだニキビ跡、開ききった毛穴、繰り返す赤み。原因が真皮にあるため、表面のケアだけでは変わりにくいとされます。
  • 先に皮膚科の診察が必要な状態。 炎症のあるニキビが多い、かゆみや湿疹がある。刺激のある美容液は悪化の原因になることがあります。

針美容液を何本も使い切ったのに、ニキビ跡の凹みは変わらなかった。通訳チームがカウンセリングでよく聞く話です。凹みは真皮の癒着や組織の不足が原因なので、ニキビ跡・クレーター治療のように、層に合わせた施術が必要になります。今もニキビができている方は、韓国のニキビ治療の選び方も参考にしてください。

クリニックのポテンツァを検討するなら

ポテンツァは韓国で開発された機器で、ソウルでは扱う医院が多く、チップや薬剤の選択肢も豊富です。麻酔クリームを含めて1時間半から2時間。赤みが1〜3日つづくことがあるので、滞在は1〜2日の余裕を見てください。

美容皮膚科の施術室(イメージ)。ポテンツァの前に麻酔クリームを塗って待つ場面
クリニックのポテンツァは、診察、麻酔クリーム、照射、鎮静ケアの順に進みます。

針美容液を使っている方が、施術を受ける前後に気をつけること

針美容液は、肌に細かい刺激を与える製品です。ポテンツァやダーマペン、レーザーの前後に使うと、赤みやひりつきが強く出ることがあります。

一般的には、施術の前後1〜2週間は、針美容液、ピーリング成分、レチノールなど刺激のある製品を休むよう言われることが多いです。再開の時期は、肌の状態を診た医師の指示に従ってください。普段使っている製品は、カウンセリングで伝えます。製品名をメモしておくと、通訳が成分を医師に説明できます。

赤みやかゆみが何日も続く場合は、製品が肌に合っていない可能性があります。使用をやめて、皮膚科を受診してください。

韓国で受ける日の流れと、通訳の役割

受付、洗顔、肌の診察、カウンセリング、支払い、麻酔クリーム、照射、鎮静ケア。担当の医療通訳は、診察で決まったチップ、深さ、薬剤が施術室に正しく伝わっているかを確認します。施術後の洗顔とスキンケアの再開時期は、日本語のメモでお渡しします。

ダウンタイムを取りにくい方には、針を使わない韓国式の肌管理から始める方法もあります。何が合うか分からない方は、3分の無料マッチングで悩みを整理してみてください。

よくいただく質問

塗るポテンツァは、韓国のクリニックで受けられますか?
塗るポテンツァは化粧品やサロンケアの通称なので、韓国のクリニックのメニューにはありません。クリニックで受けられるのは、医療機器のポテンツァそのものです。
針美容液を毎日使えば、ポテンツァと同じ効果になりますか?
なりません。針美容液が働きかけるのは角質層までで、ポテンツァは真皮に針と熱を届けます。目的も届く深さも違うので、どちらかがもう一方の代わりになるものではありません。
塗るとちくちくするのは、針が肌に刺さっているからですか?
微細な針状の成分が角質層を刺激しているためと説明されています。刺激の感じ方には個人差があります。痛みや赤みが強い場合は、使用を中止してください。
敏感肌でも針美容液は使えますか?
刺激を感じやすい製品なので、敏感肌の方、アトピーのある方、炎症のあるニキビが多い方は注意が必要です。不安な場合は、使う前に皮膚科で相談することをおすすめします。
クリニックのポテンツァは、1回でも変化がありますか?
1回で肌の手ざわりの変化を感じる方もいますが、一般的には数週間おきに数回を勧められます。ニキビ跡の凹みは、回数を重ねて少しずつ浅くしていく治療です。見込みは診察で具体的に聞いてください。

参考・出典

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まず聞く。決めるのはあとで。

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