韓国の水光注射、リジュランやジュベルックとどう違うのか
執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
韓国の水光注射とリジュランの違いが分からない。カウンセリングでよく止まるところです。メニュー表には両方が別々に並び、値段も違います。
混乱の原因は単純です。水光注射とは打ち方の名前で、リジュランやジュベルックは中に入れる薬剤の名前だからです。同じ薬剤を、手で打つか、細い針が並んだ機械で打つかで、メニュー名が変わります。
この記事では、薬剤と打ち方を分けて整理します。鼻や毛穴に何が向くのか、安いと言われる見積もりで何が抜けているのかも説明します。金額は書きません。
水光注射とは、薬剤ではなく打ち方のこと
水光注射とは、細い針が複数ついたハンドピースで、皮膚の浅い層に薬剤を細かく入れていく方法です。韓国語の呼び名がそのまま日本語に入ってきました。機械が吸引しながら一定の深さに打つので、広い範囲を均一に処理できます。
一方、リジュランやジュベルックは中身の名前です。だから「リジュラン水光注射」というメニューは、リジュランを水光のマシンで打つという意味になります。手で一点ずつ打てば手打ち、と呼ばれます。
| 軸 | 選択肢 | 決め手 |
|---|---|---|
| 中身(薬剤) | リジュラン系、ジュベルック系、ヒアルロン酸系、ビタミン系の混合 | 何を改善したいか |
| 打ち方 | 手打ち、水光のマシン | 範囲の広さと痛みの許容 |
| 深さ | 浅い層、真皮 | 狙う悩みと薬剤の性質 |
| 併用 | ポテンツァなどの機器と同日 | 医師の判断 |
見積もりを見るときは、この4つが書かれているかを確認してください。「水光1回」だけの表記では、中身が分かりません。
手打ちとマシン、どちらがいいのか
ジュベルックの手打ちとマシン、どちらがいいかという質問をよく受けます。どちらが上ということはなく、目的が違います。
- 手打ち — 気になる場所に狙って、量を調整して入れられる。範囲が狭いときに向く
- マシン(水光) — 広い範囲を均一に。頬全体や額まで一度に処理したいときに向く
- 痛み — 手打ちは刺す回数が少ない分、点の痛みが強い。マシンは細かく連続する
- 内出血 — どちらでも出ます。数日でひきますが、予定がある日程は避ける
リジュランの手打ちも同じです。目の下のように薄い場所は手打ち、頬全体はマシン、と部位で分ける組み方もよくあります。

スキンボトックスは何が違うのか。デメリットも
スキンボトックスは、ボツリヌストキシンを薄めて皮膚の浅い層に細かく入れる方法です。筋肉の動きを止める通常のボトックスとは、入れる深さも狙いも違います。皮脂や毛穴の見え方、肌のつっぱり感を狙って提案されます。
鼻にスキンボトックスという提案も出ます。小鼻の毛穴や皮脂が気になる方向けです。ただ、毛穴の詰まりが主な原因なら、洗浄やピーリングのほうが先になります。
| メニュー | 主に狙うもの | 回数の考え方 |
|---|---|---|
| 水光注射(ヒアルロン酸系) | うるおいとハリ | 数週間おきに数回 |
| リジュラン系 | 肌の土台と目元の薄い皮膚 | 4週前後で3〜4回 |
| ジュベルック系 | 毛穴とニキビ跡の凹凸 | 4週前後で3回以上 |
| スキンボトックス | 毛穴の見え方、皮脂、つっぱり感 | 3〜4か月ごと |
スキンボトックスのデメリットとしては、薄めて浅く入れるぶん持ちが短いこと、量や深さを誤ると表情が硬く感じられることが挙げられます。口元や目のまわりは特に慎重に設計されます。
毛穴に効くのはどれか
水光注射で毛穴、という検索が多いのですが、毛穴の見え方には原因が複数あります。詰まり、皮脂の量、たるみ、そしてニキビ跡の凹み。原因が違えば、注入で届く範囲も違います。
- 詰まりが主 — 先に毛穴洗浄やピーリング。注入はその後
- 皮脂の量が主 — スキンボトックスが候補に入る
- 凹みが主 — ジュベルック系や、針つき高周波との組み合わせ
- たるみで縦に伸びている — 引き上げる施術の話になる
診察でこう聞いてください。「私の毛穴は、この4つのどれが主ですか」。ここが決まらないまま注入を重ねると、回数だけが増えます。
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