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美容整形

韓国式脂肪吸引と呼ばれているものの中身を、診察室から説明します

執筆 KCODI医療通訳チーム · 日本語デスク更新日 · 8 分で読めます
メッセージアプリの画面を開いたスマートフォンを持つ手、カフェのテーブルにはアイスコーヒーやレシート、財布が置かれている様子(イメージ画像)

韓国式脂肪吸引という言い方に、決まった定義はありません。日本語の紹介記事が、韓国の医院でよく行われる進め方をまとめてそう呼んでいるだけです。中身を確かめないまま予約すると、思っていた処置と違うことがあります。

特に混ざりやすいのが、手術である吸引と、注射である溶解です。前者は麻酔をして脂肪を吸い出します。後者は薬剤を注射して、数週間かけて変化を待ちます。回復も、結果の出方も、体への負担もまったく違います。

この記事では、二つの違い、韓国脂肪吸引専門と名乗る医院を見るときの観点、小顔脂肪吸引という言葉が指している範囲、そして診察で必ず確認する項目を書きます。金額は書きません。部位と量で動くからです。

吸引と溶解注射は、受ける日の中身がまったく違う

吸引は手術です。鎮静や全身の麻酔を使い、細い管を入れて脂肪を吸い出します。圧迫の下着を着け、数日は腫れとむくみが続きます。体を動かすのがつらい日が必ず何日かあります。

溶解注射は外来の処置です。細い針で薬剤を入れ、その日のうちに帰れます。ただし一度で終わることは少なく、間隔を空けて複数回が前提です。腫れと内出血は出ます。

吸引と溶解注射、比べるべき項目
脂肪吸引脂肪溶解注射
位置づけ手術外来の処置
麻酔鎮静や全身。部位による表面の麻酔クリーム程度
回数原則1回複数回が前提
変化が出るまで腫れが引くにつれて数週間〜数か月1回ごとに数週間かけて
向く量つまめる脂肪がまとまってある部分的で量が少ない
滞在への負担数日の安静が要る当日から動ける

韓国式脂肪溶解という言葉で探している方の多くは、実は「短い滞在で受けられるほう」を探しています。その基準なら注射です。ただし一度では終わりません。

韓国脂肪吸引専門をうたう医院で、何を見るか

専門という表示そのものに、資格としての裏づけはありません。見るべきなのは表示ではなく、診察で答えられるかどうかです。通訳が毎回確認しているのは次の四つです。

  1. 今日診察した医師が、手術当日も執刀するのか
  2. 麻酔は誰が管理するのか。麻酔科の医師が関わるのか
  3. 吸引する部位と、想定している量をどう決めたのか
  4. 術後に何日目まで診てもらえるのか。帰国後の連絡先はどこか

この四つに即答できない医院は、どれだけ広告が立派でも避けます。特に麻酔の体制は、脂肪吸引でいちばん大事な項目です。詳しくは手術の安全と麻酔にまとめています。

美容外科の診察室(イメージ)。術式と麻酔の体制を確認する場面

韓国式小顔脂肪吸引は、顔の脂肪吸引とだいたい同じ意味

小顔脂肪吸引と紹介されているものは、頬や顎の下の脂肪を吸引する処置を指していることがほとんどです。体の吸引に比べて量は少なく、切開も小さく済みます。

ただし顔は、隠せません。腫れとむくみが数日から1〜2週間、固定のバンドを着ける期間もあります。マスクで隠しきれない日が続くので、帰国後の予定は空けておいてください。

顎の下の脂肪が少なく、たるみが主体の方には、吸引ではなく引き締めの方向を勧められることがあります。その場合はリフトアップの施術の話になります。

顔と顎の吸引については顔・顎の脂肪吸引に、体の部位別は二の腕・太ももの脂肪吸引に詳しく書きました。

韓国 脂肪吸引注射 lams のような製品名で探すとき

溶解注射は製品名で語られることが多く、日本語の記事では特定の名前が一人歩きします。製品が違えば成分も濃度も違い、痛みや腫れの出方も変わります。名前だけで選ばないでください。

診察では、使う製品の名前、1回に入れる量、何回を想定しているか、間隔をどれだけ空けるかを確認します。この四つがそろって初めて、他の医院と比べられます。

  • 製品名だけでなく、1回量と回数の設計を聞く
  • 腫れが強く出る部位(顎下・二の腕)は予定を空ける
  • 同じ部位に短い間隔で重ねない。医師の指示に従う
  • 効きにくい体質の方もいる。1回で判断しない

注射の一般的な流れは脂肪溶解注射の受け方にまとめています。

滞在日数から逆算する、現実的な選び方

3日しかいられないのに体の吸引を入れるのは、無理があります。痛みが強い日に移動と空港が重なるからです。短い滞在なら注射、まとまった滞在が取れるなら吸引。この分け方が一番失敗しません。

滞在日数と、現実的な選択
滞在組めること
1泊2日溶解注射のみ。腫れる部位は避ける
2泊3日顔の小範囲の吸引、または注射を複数部位
5泊以上体の脂肪吸引と経過の診察まで

圧迫の下着、痛み止め、術後に食べられるもの。この三つは現地で手配できます。どこで何を買うかは担当の通訳が案内します。回復期の食事と薬局も参考にしてください。

リスクの側面は脂肪吸引のデメリットに正直に書いています。受ける前に一度読んでください。

よくいただく質問

脂肪溶解注射を1回だけ受けても意味がありますか?
自分の体が反応するか、腫れがどのくらい出るかが分かります。見た目の変化を求めるなら回数が要ります。1回目は「試す回」と考えてください。
吸引した脂肪は戻りませんか?
吸引した脂肪細胞は戻りませんが、残った細胞は体重が増えれば大きくなります。手術後の体重管理については医師の説明を聞いてください。
顔と体を同じ渡韓でまとめられますか?
医師が体への負担を見て判断します。分けることを勧められる場合が多いです。日程が限られる方は、優先する部位を先に決めてください。
圧迫の下着は日本から持って行くべきですか?
多くの医院が術後にその場で用意します。サイズ違いで買い足すことがあるので、現地で追加できると思っておいてください。通訳が同行すれば購入も一緒にできます。
帰国後に硬さやへこみが出たら、どうすればいいですか?
まず担当通訳にLINEで写真を送ってください。医院に症状を伝え、経過の範囲か受診が要るかの回答を日本語でお返しします。帰国後でも同じように仲介します。

参考・出典

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まず聞く。決めるのはあとで。

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